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2013年9月

2013年9月30日 (月)

ため息の不思議

テニスの観戦時の応援について話題になっていますね。

神経を研ぎ澄ます競技だからこそ、クルム伊達選手のあのような言葉が

出てしまったのだろうと思います。テレビでの観戦とは違い、ダイレクトに

選手に声が届くのだからこそ、マイナスになることはぐっと飲み込んで、

プラスになる応援だけをしたいですね。

さて、ため息をつくとよく「幸せが逃げる」とか「寿命が縮まる」とかいいますよね。

ところがそんなに悪いことばかりではなく、心身にとってとても良い効果が

あるという研究結果が出ています。まず、大きな「はぁー・・・」というため息は

自然と腹式呼吸となっていて、リラックス効果が得られるといいます。

そして、ため息によって副交感神経が優位に働き、身体を

よりリラックスした状態へと導くのです。

ため息をつく時の多くは、身体がストレスや疲労を感じている時です。

無意識のうちに身体がため息につかせ、ストレスや疲労を少しずつ

解消しているのですね

けれど、ため息のつき過ぎはよくありません。自律神経の乱れを

引き起こすこともあるそうです。何より、度の過ぎたため息は

周りの人にストレスを与えることになりますね。

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・ ・ 明日のおみくじ   吉

よろこびごとのちほどよし

2013年9月29日 (日)

修繕完了

数日前から行っていた山門外の休憩スペースと

山門内になる鳥居の修繕が完了しました。

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塗装も行ったので新しくしたかのようにピカピカです。

今まで薄ぼけていた朱色が鮮やかになり、なんだか通るたびに目を惹かれます。

夏に比べると淡くなった秋空にくっきりと鳥居が浮かび上がってきれいです。

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明日のおみくじ  半吉

そしょうごとかないがたし

2013年9月28日 (土)

すすき

すすきがお寺の周りにたくさん咲いています。

すすきは秋の七草のひとつでもあり、あのふわふわとした

姿が風に揺れている風景はまさに「秋」を感じさせますよね。

すすきの花言葉は「活力」「精力」「心が通じる」などです。

柔らかく華奢な見た目とは違い、生命力の強いところから

こういった花言葉になったのかもしれませんね。

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君が手も  まじるなるべし  花すすき

                      向井 去来

明日のおみくじ  吉

失物そとにあり

2013年9月27日 (金)

修繕

山門の外、桜の木の下に

皆さまに休憩していただけるスペースがあります。

木製ですので、少し傷みが目立ってきていました。

先日、建具職人さんが激しく傷んでいるところをきれいに補修して

くださり、昨日より塗装屋さんが色を塗ってくださっています。

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山門内のお稲荷さんも一緒に鮮やかな朱色にお化粧直しです。

朱色は色がのり難いそうで、何度も重ね塗りを

しないといけないそうです。昨日は下塗りを施され、

真っ白だったお稲荷さんも今日は朱色に戻りました。

なぜ朱色なのでしょうか。それは、朱色が生命の躍動を表し、

災厄を防ぐ色として古来より重視されてきたためといわれています。

鳥居は朱色と疑問も持たず過ごしてきましたが、

きちんと意味があるんだなと改めて思いました。


・ ・  明日のおみくじ   吉

うれい散じてよろこびに向かうなり、日待ちにまちしてよし

2013年9月26日 (木)

安倍晴明と慶明寺

東京・銀座、歌舞伎座にて新生歌舞伎座では初の新作となる「陰陽師」が

9月1日より上演されています。花形「安倍清明」を演じるのは市川染五郎さん。

ぴったりな配役のように思うのは私だけではないはずです。

さて、この安倍晴明は昔播磨国(現在の兵庫県西南部)に

赴任していたという記録もあることから、このあたりにも晴明ゆかりの地が

いくつか存在しています。なんと慶明寺にも晴明にまつわる伝承があるのです。

まず駐車場入り口近くにある自然石。これは晴明がこちらへ立ち寄った際に

刻んだという梵字が残されています。長い年月、雨風にさらされていたこともあって

判読は難しいのですが、何か彫ってあることはわかりますよ(^^)

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後の鎌倉時代に、この地域で暴れていた悪党・花岡太郎をこの石の下

封じ込めたといわれています。現在でも偉大な陰陽師として知られる

安倍清明です。鎌倉時代となれば、今よりも鮮明に伝えられていたこともあったと

思われます。その力にあやかり、悪党を石の下に封じたのかもしれませんね。

そして今は花岡墓地として霊園となっていますが、その昔晴明が

この丘に住居を構えていたという伝承もあります。晴明が植えたといわれる松も

ありましたが、残念ながら近年消失していまい、今は「晴明手植えの松後」として

碑がたっています。

安倍清明といえば「京都」のイメージが強かったのですが、調べてみれば

いろいろな地にゆかりのある人だということがわかりますね。


・ ・ 明日のおみくじ   末小吉

正直にならざれば思いもよらぬさわり出来て、思う事とげがたかるべし


2013年9月25日 (水)

曇りのない心

〝子供は大人の父なり〟

そう詠ったイギリスの詩人がいました。子供は大人のように

縛られるものもなく、自由な心を持っています。幼ければ幼いほど、

その心は無心で清らかに思います。発想も豊かで時に

驚くような遊びを考え出すこともありますね。

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〝幼な子の 次第次第に 知恵つきて 仏の遠く なるぞ悲しき〟 

一休禅師はこのような言葉を残されています。私たちは大人になるにつれ、

知恵や知識を身につけていきます。それは自然なことで、社会生活を送るために

必要なことです。同時に煩悩やこだわりも増えていき、いつも不安や心配、悩みが

絶えません。年を重ねるごとに仏さまから遠ざかっていくということを

一休禅師は嘆き、このような歌を詠んだのでしょう。

煩悩でいっぱいになり、曇りきってしまった心を解き放っていくことが、

この世での修行であり、仏さまに近い存在だった無我の心を

取り戻す方法なのだと思います。

また聖書にも「この世で神に近い存在は幼子である」という節が

あるそうです。〝子供は大人の父なり〟この言葉もまた

同じところへと繋がっていくのかもしれません。

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・ ・ 明日のおみくじ   吉

こころ正直なれば わが行く先に仕合せつづくべし

2013年9月24日 (火)

おはぎとぼたもち

お彼岸も中日を過ぎ、落ち着いた様子となってきました。

さて、お彼岸のお供え物といえば、「おはぎ」や「ぼたもち」が

思い浮かびますよね。この呼び名の違いについて、ご存知でしょうか。

諸説ありますが、春のお彼岸にお供えするものを春の花「牡丹」

例えて「牡丹餅(ぼたもち)」、秋のお彼岸にお供えするものを秋の「萩」に

例えて「御萩(おはぎ)」と呼びます。牡丹の花のイメージで作るぼたもちは

大きめの丸い形、小さな萩の花のイメージで作るおはぎは小さめの俵型に

作られるそうですよ。そして、秋に収穫したて小豆を使って作るおはぎは

つぶあんで作ります。年を越し、皮の硬くなった小豆を使うぼたもちは

こしあんで作ります。自然と向き合い、自然の恵みをよりおいしく

頂こうとする先人の知恵ですね。

小豆を家で栽培する人も減り、代わりにスーパーで年中小豆を買うことが

出来るようになった現在では、それほどのこだわりはなくなり、

地域、各家庭によって様々に呼ばれています。

わたしの実家では俵型のおはぎを春秋関係なくよく作っています(^^)

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夏の花 ツユクサ まだ咲き続けています


・ ・ 
明日のおみくじ   大吉

これまで憂き苦労するも心正しく、世を送りたるむくいにて

                       これよりのち大いによろし

2013年9月23日 (月)

秋季彼岸法要

毎年恒例の秋季彼岸法要が今年も無事行われました。

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春のお彼岸でも演奏してくださったバイオリニストの

土井美佳さんの演奏が今回も行われました。

前回同様今日の演奏もとても素敵で、うっとりと聴き入ってしまいました(*´∀`)

「赤とんぼ」と「ふるさと」は土井さんの演奏にあわせて

全員で合唱、アンコールで弾いてくださった「少年時代」も

夏が終わった今の時期にぴったりでしたね。

またご縁があればぜひ演奏をお願いしたいです。

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明日のおみくじ  末吉

あらそいごと始めることなかれ

2013年9月22日 (日)

準備

明日は秋季彼岸法要です。

そのため朝からみんなでお掃除でした。

本堂も明日の法要仕様にセッティングです。

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先週は台風が来たり、お天気があまり良くない3連休でしたが

今週は昨日今日と天気も良く快晴続きです。

明日も晴れの予報なので安心しました。

山門のところの彼岸花も散らずに綺麗に咲いています。

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明日のおみくじ  大吉

売り方に力を入れよ

2013年9月21日 (土)

星めぐりの歌

「星めぐりの歌」  宮沢賢治

あかいめだまの さそり

ひろげた鷲の つばさ

あをいめだまの 小いぬ、

ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ

つゆとしもとを おとす、

アンドロメダの くもは

さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに

五つのばした ところ。

小熊のひたいの うへは

そらのめぐりの めあて。

今日は宮沢賢治忌です。

この「星めぐりの歌」は音楽の教科書にも載っているので有名ですよね。

NHKの朝のドラマ「あまちゃん」でもBGMとして流れていたそうで、

それに気づいて懐かしく思った方も多いのではないでしょうか?

宮沢賢治の作品は自然に関するものが多いですが、

謎に包まれたようになっており、読み手に様々な解釈を与えてくれます。

子供の頃読んだ物語はどれも綺麗で面白い反面、

何処か切なく、悲しい気持ちになりました。

作品に込められた賢治の想いを幼いなりに感じ取っていたのでしょうか?

大人になってから改めて読み返してみると

また違った新しい発見があるかもしれませんね。

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明日のおみくじ  末吉

失物出がたし、ゆるくさがしてよろし

2013年9月20日 (金)

彼岸の入り

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〝暑さ寒さも彼岸まで〟

といいますが、いよいよ

彼岸の入りをむかえました。

平日ではありますが、

お墓参りにお越しになる方も

いらっしゃいます。明日からは

三連休となりますので、きっと

多くの方がお参りされる

ことでしょう。秋分の日には

秋季彼岸法要が行われます。

皆さまお気をつけて

お越しくださいませ。

 

2013年9月19日 (木)

仲秋の名月

朝晩のひんやりとした空気はとても気持ち良いですが、

日中はまだまだ暑いですね。カラリとした暑さであることが

夏との違いを思わせます。寒暖の差が大きく、体調を崩される方も

多いようです。気をつけたいですね。
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さて今日は仲秋の名月です。お天気にも恵まれ、美しいお月さまを

観ることができそうですね。お月見といえば、お供え物ですが、

お供え物それぞれの意味はご存知でしょうか。

月見だんごは満月と同じ丸いお団子をお供えし、その後

健康を願って有り難く頂くといいます。十五夜にちなみ、

15個お供えする説と一年の満月の数である12個(閏年は13個)

お供えする説があるそうですよ。関西では長細いお団子に餡を

巻くことが多いですね。これは月にかかった雲を表しているといいます。

風流といいますか、奥ゆかしさを感じますね。

次によくお供えするのが、サツマイモなどのイモ類です。

十五夜は別名「芋名月」とも呼ばれ、昔はイモ類の収穫を祝う行事で

あったことから、感謝の気持ちを込めてサツマイモ、サトイモなどを

お供えします。

そして、ススキです。ススキは稲穂に似ていることから、

これから収穫の時期をむかえる稲の豊作を祈り、お供えします

お供えしたススキは、軒に吊るしておくと病除けとなるそうですよ。

季節のものをお供えし、感謝することが何より大切なのだと

思います。お月見団子、作りたいところですが、今日は帰り道

買って帰ることになりそうです。

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・ ・ 明日のおみくじ   吉

運勢おのずから開くべし。待ち人来たる夜になる。

2013年9月18日 (水)

これからのお墓

今朝の新聞に「明石市市営の墓園が合葬式墓地の検討を始めた

いう記事が掲載されました。少子化や核家族化の進行により、

子孫がお墓を代々継承してお世話をするという考え方が変化しつつ

ある中、市民アンケートを実施の上で、方針を固めるということです。

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関西では公営墓園での

合葬式墓地はまだまだ少なく、

認知度もまだ低いと思われます

けれど、「遠方に住んでいる」

「お墓を守る人がいない」

「子どもに負担をかけたくない」と

永代供養、合葬を望む方が

増えていることも事実です。

「終活」という言葉が生まれ、

講座が開かれれば、多くの方が

受講されると聞きます。

そういった背景があり、お墓の

形も変化を求められている

のだと思います。

慶明寺でも、合葬式のお墓
(合祀永代供養墓)、永代供養式の納骨堂を

設置しておりますが、近頃は「子どもに負担をかけたくない」と

50代、60代のご夫婦が多く見学にお越しになります。

大きく変わることもなかったお墓の形が、時代の変化と共に

今変わろうとしています。

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・ ・  明日のおみくじ    吉

困難多けれども後かならずよかるべし。旅立ちよし。

2013年9月17日 (火)

宇宙へ

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先週末、小型ロケット「イプシロン」

打ち上げ成功のニュースが

話題になりましたね。

一度延期になっていたこともあり、

どきどき、ひやひやと

見ていた方も多かったでしょう。

2010年の小惑星探査機「はやぶさ」

帰還以降宇宙への関心がさらに

ずっと高まったように思います。

さて、打ち上げ成功が大きく

取り上げられていますが、

「イプシロン」によって打ち

上げられたのは、宇宙望遠鏡

「ひさき」という観測衛星です。

これから約2ヵ月かけて、点検した後、太陽系で最も強い磁場を持つ木星の

磁気圏や地球とは異なる組成の大気を有する火星・金星の観測を行なう

のだそうです。想像でしかなかった宇宙の謎がどんどんと解明されていき、

そのうち分からないことは無くなるんじゃないかとも思える程の進化ですね。

2014年には小惑星探査機「はやぶさ 2」の打ち上げも予定されているそうです。

楽しみに待ちたいですね。

091703_3   曼珠沙花 門前の秋風 紅一点              漱石


・ ・ 明日のおみくじ   吉

のぞみごと 心の持ちようのままなるべし

2013年9月16日 (月)

台風一過

心配していた台風18号も通り過ぎて行きましたね。

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太陽も出て、お昼頃には

綺麗な青空になりました。

まさに台風一過といった天気です。

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日差しはまだ強かったのですが、吹いている風は冷たくて、

お寺の周りではたくさんのトンボたちが飛び回っており、

目に映る風景はすっかり秋のものです。

これからどんどん涼しくなっていくと思うので、

体調管理に気を付けたいですね。

2013年9月14日 (土)

セプテンバーバレンタイン

今日9月14日は「セプテンバーバレンタイン」なんだそうです。

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なんでも、3月14日の
ホワイトデーからちょうど半年目ということで

女性から別れを切り出す日なんだとか。

紫色の物を身につけ、白いマニキュアを塗り、緑のインクで書かれた

別れの手紙を直接渡すんだそうです。

同じ「想い」を伝えることでも、バレンタインデーやホワイトデーと違い、

何だか悲しい感じがしてしまいますね。

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明日のおみくじ  吉

失物いづべし、もしいでずばそのかわり外の物いでん

2013年9月13日 (金)

韮の花

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「丘で韮を摘んでいるけれど

ひとりでは少しも籠がいっぱいにならないわ」

「恋人と一緒に摘みさないよ」


伎波都久 ・・ 茨城県のあたり
茎韮    ・・ ニラのこと



韮によく似た花が咲いているなぁと思っていたら、韮の花でした。

この季節あちらこちらで見かける韮の花、なんと墓地でも咲いています。

食べて美味しい韮ですが、花はとっても清楚な感じですね。あの主張ある

味からは想像がつかない可愛らしさです。風にそよそよ揺れる姿は

本当に良い雰囲気です。

さて、はじめにご紹介した和歌は万葉集からの引用で、万葉集の中で

韮を詠った唯一の和歌です。掛け合いになっていて、その場の様子を

思い浮かべることができるところがおもしろいなと思いませんか?

「韮がいっぱいにならない」と詠っていますが、これは

「恋もうまくいかないわ」と裏に詠んでいるとも解釈できるそうです。

遠く昔の人は一つの和歌に、表の意味と裏の意味を

込めて詠うのだから、かないませんね。表現力と理解力

どちらもきっと素晴らしかったのでしょう。


・ ・ 明日のおみくじ    吉

いく月日うれいの雲も今日晴れて、朝日が輝く今朝の嬉しさ

 

2013年9月12日 (木)

相思華

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〝葉は花を思い、花は葉を思う〟

韓国では夏水仙のことを「相思華」と呼びます。葉と花が同じときに出ないという

ことからで、同じように葉と花の時季が別々なことから、日本では彼岸花も

「相思華」と呼ばれます。地獄花、幽霊花など負のイメージが多い花ですが、

相思華と聞くとまた雰囲気が変わりませんか?

あぜ道などに群生することが多く、赤い絨毯のようだと大きく見てしまいがち

です。けれど、ひとつひとつの花を見ると、とても美しい花姿に驚かされます。

芸術的な美しさは、曼珠沙華(「天上の花」の意味を持つ)といわれることにも

納得できます。仏教でいう曼珠沙華は「白くやわらかな花」と伝えられており、

加えてインドには彼岸花が自生していないことから、ヒガンバナ科の

白っぽい近縁種ではないかと考えられています。朱赤の花がとても

印象が強く、「やわらかな」という部分に疑問が残るかもしれませんが、

一度全ての先入観を捨てて白い花で思い浮かべてみると、繊細な花姿から

やわらかなイメージが湧いてくるように思います。

慶明寺の彼岸花、お彼岸のころに花を咲かせてくれるでしょうか。



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・ ・ 明日のおみくじ    吉

のぞみ事叶う、のちの吉凶はその人の善悪によるべし

2013年9月11日 (水)

夏終わりの桜

さわやかな気候となり、外を歩くのが気持ち良い季節となりましたね。

夏の猛暑と少雨のせいか桜の葉が部分的に早くも黄色く変わり、

紅葉しないまま、はらはらと落ちていきます。

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夏の終わりに体調を崩す人も多いですが、植物も夏のダメージが

このころに出てくるのですね。植物にも今年の暑さは堪えたのでしょうね。

生きているのだなと感じました。弱った葉を落とした後は、秋の深まりと

ともに、赤く色づいていくのだろうと思います。

そんな夏バテ気味の桜の木にイラガがたくさんついていました。

フンで下の石畳が赤く染まるほどです。

早速植木屋さんが来てくださり、きちんと消毒が行われました。

多くの方が通る道ですので、安心です。

ありがとうございました。


・ ・ 明日のおみくじ    吉

困難多けれども後かならずよかるべし

2013年9月10日 (火)

つるぼ

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墓地へ続く坂道の途中、

風に揺れる可愛らしい花を見つけました。

「つるぼ」という花だそうです。

風変りな名前の由来はいくつかの説が

あるようですが、有力な決め手がなく

不明とされています。

他にも「サンダイガサ」という別名を持ち、

これは貴族の時代、公卿が宮中へ

参内する折、従者に持たせた参内傘に

花姿が似ていることから、こう呼ばれる

ようになったといわれています。

小さな花ですが、風流な名をもっている

ものですね。花言葉がまた良くて、

「流星のような」といいます。これは、突然花を咲かせて、終ればまた

消えてしまうところが、流星を思わせるからなのでしょう。ふと振り返れば、

こんなにたくさんのツボミがあがっていました。花が開けば淡い紫色の流星群と

なりそうです。今週末より墓地の草刈りが始まるのですが、この区画は

最後の方だといいなと願っています。

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・ ・ 明日のおみくじ   吉

気性をしっかり持ちて物事をすれば、何事も思いのままに成就すべし

2013年9月 9日 (月)

込められた想い

先週末は大きなニュースがありましたね。

ひとつは2020年のオリンピック開催地に東京が決定したこと。

プレゼンテーションの様子をテレビで見ていましたが、プレゼンターの方々の

スピーチはもちろん素晴らしく、何より夢と希望に溢れんばかりの

表情がとても印象的でした。チーム日本が一団となって掴んだ

東京オリンピック。まだ少し先ですが、楽しみにしたいですね。

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そして、もうひとつ。オリンピック開催地

決定にすっかり隠れてしまいましたが、

スタジオジブリ宮崎駿監督の引退です。

大々的に会見を開いたことからも、

「本当に引退するんだな」ということが

伝わりました。宮崎アニメとともに

育ったという人はきっととても多いで

しょう。もうセリフを覚えてしまったと

いう人も少なくはないと思います。

それでも、テレビで放映があれば

見てしまう、何年経っても褪せない

魅力があり、いつの時代も

子どもたちはトトロが大好きです。

こんなに多くの人から愛される作品も

少ないのではないでしょうか。

引退会見で監督は、「子供たちに『この世は生きるに値するんだ』ということを

伝えることが、自分たちの仕事の根幹になければならないと思ってきました。」

と話されていました。この想いが強く伝わり、人々の心を掴むのでしょう。

宮崎アニメの歌は子どもたちでも口ずさめるメロディが多く、親しみやすさが

あります。作品も同じく子どもたちでも十分理解できるメッセージが込められています。

そして、その奥深くには大人に訴えかけてくる重いメッセージがあります。

自然、戦争と平和、現代社会への疑問など、今を生きる私たちが考えなくては

いけないことばかりです。最新作「風立ちぬ」。まだみていませんが、

いつか観てみたいと思います。

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・ ・ 明日のおみくじ   吉

さきの世に造りし罪も露と消えて 花咲く春の来しぞ嬉しき

2013年9月 6日 (金)

秋の七草

秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花
はぎのはな おばな  くずはな なでしこのはな おみなえし  またふじばかま あさがおのはな

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山上億良が詠んだこの二首の歌が

秋の七草の由来となったと

言われています。春の七草のように

食べるような風習や行事もなく、

古来より、秋の野に咲く花々を愛で、

歌に詠んだりされてきました。

ここに出てくる「尾花」は「ススキ」を

さし、「朝貌の花」は「キキョウ」をさす

という説が有力です。キキョウや

ナデシコは自然で咲いている姿を

なかなか見ることはありませんが、

ずーっと昔は自然が豊かで

こういった花も野に咲く花だったの

でしょう。

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・ ・ 明日のおみくじ   吉

旅立ちおおいによし。商いはじめてよし。


2013年9月 5日 (木)

マリーローランサンの空

今朝は久しぶりにさわやかな青空が顔を見せましたね。

午後には曇ってしまいましたが、朝の光と久々の蝉の声が心地よく

晴れやかな気持ちになりました。

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青空に白い雲。昨日までの雨雲の影響か少し陰影のある雲があり、

淡く灰色がかったその雲は、マリーローランサンの絵を思わせました。

マリーローランサンの絵画は、印象的な水色、ピンクが目を惹きます。そして、

その優しい色を際立たせているのが、多く使われている灰色です。

パステル調の絵の中にある灰色は決して暗い色ではなく、ふんわりとした

優しい雰囲気を醸し出しています。眺めていると心が落ち着いていくような

静かな魅力があり、不思議に思うところです。

朝の空は少し憂いを含んだ雲色が、青い空をさらに青く見せ、

「マリーローランサンの空」と命名したくなるような素敵な空模様でした。


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・ ・ 明日のおみくじ   吉

旅立ち大いによし。何事も思いのままに成就すべし。

2013年9月 4日 (水)

秋の日々

夏休みが終わり新学期が始まりましたが、お天気に恵まれませんね。

あんなに暑かった日々も、随分と前のことのような気さえしてしまいます。

まだ9月も初旬、この雨が上がれば暑さも復活となるのでしょうか。

ひんやりとした気温に慣れた体には、再びの暑さは辛くなる

と思います。

9月に入り、秋の彼岸法要に向けての準備に忙しくなってきました。

春、盆の反省を踏まえ、別室のモニターの調整なども行われています。

彼岸の頃には、山門内にある今咲き始めのさるすべりも

遅めの満開を迎えているかもしれません。

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足引の  山のかけぢの さるなめり

             すべらかにても 世をわたらばや         藤原為家

・ ・ 明日のおみくじ   吉

縁談、喜びごと よろずよし。待ち人来る。

2013年9月 3日 (火)

お手紙

ザーッと降ったかと思えば、雲間から青空が見えたり、かと思えば、

夕方のように暗くなりまたザーッと降ったり、めまぐるしい空模様です。

さて、「慶明寺の日々 
第2巻」を皆さまにお配りして約一月経ちました。

お電話で感想を聞かせてくださったり、お手紙を送ってくださったり、

檀家の皆さまの声を直接聞かせていただけること、寺職員一同

とても嬉しく思っております。

多くの方が普段お寺で行われている行事の紹介を

とても喜ばれているようです。すべての行事が檀家の皆さまの

ご参加があるわけではありませんので、ベールに包まれたところが

見えるといった感覚でしょうか。

慶明寺の周りははまだまだ自然豊かなところですので、

そんな四季折々の風景や行事の様子など、これからも発信して

いけたらと思っておりますので、楽しみにして頂けましたら幸いに思います。

2013年9月 2日 (月)

藪蘭

春は多くの花が咲き、華やかな花の季節だということは誰もが知ること

だと思います。そして秋は紅葉と思われがちですが、秋もまた多くの花が

咲く季節でもあります。

秋の花は女郎花や萩、リンドウなど風情ある感じのものが

多いように思いませんか。彼岸花ももうすぐ咲き始めることでしょう。


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ヤブランもまたそんな花のひとつです。

籔の中に自生し、蘭に似た葉を持つことから「籔蘭」と呼ばれるように

なったといいます。斑入りのものは園芸品種で、野生のものは

濃いグリーンの葉を持ちます。籔のような過酷な環境でも育ち、

花を咲かせることが、「忍耐」「謙遜」といった花言葉の由来になったのでしょう。

優しい紫色の花は、暑い間、なかなか変化を感じ取ることが出来なかった

お寺の庭に、新しい季節を運んでくれたように思います。

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萩の花も楽しみです


・ ・ 明日のおみくじ    大吉

よろこび事すべて十分よろし。初は少々辛抱せよ。

2013年9月 1日 (日)

長月

今日から9月です。

いつも新しい月に入るたびに早い早いといってきましたが、

8月が夏休みということもあってか、9月になるのは本当に早く感じます。

9月は別名「長月」と呼ばれています。

その由来は夜がだんだん長くなる「夜長月」の略とする説が最も有力です。

最近確かに日の出が遅くなり、日の入りが早くなってきていますね。

夜が長くなる分家でのんびり過ごす時間も増えてきそうです。

9月といえばお月見ですが、今年は9月の19日が中秋の名月なんだそうですよ。

今年は晴れた夜空に満月を見る事が出来るのか今から楽しみです。

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明日のおみくじ  吉

商は売り買いともによし

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