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2014年12月

2014年12月28日 (日)

お正月仕様

お寺の生け花を新しくしました。

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お花を生けている横で少し見ていましたが、

微妙な花の向きで受ける印象もだいぶ変わりますね。

生ける人によってもまた違ってくるのだろうなと思うと面白いです。

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本堂にも松が飾られてすっかりお正月仕様です。

今年も残すところ後3日。

「終わりよければすべて良し」の心持ちで

気持ちよく今年を終わらせたいですね。

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明日のおみくじ  小吉

そしょう事かなう

2014年12月27日 (土)

今日は天気も良く、暖かい日でしたね。

寒い日が続いたかと思えば

ぽかぽか陽射しが気持ちいい日もあり

一口に冬といってもいろんな冬があるなーと

改めて感じた一日でした。

冬至を過ぎてからほんの少しですが

日も長くなってきました。

これからまだまだ寒い日は続きますが

それでも少しずつ春に向かっているんですね。

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明日のおみくじ  吉

人の相談にすぐのるべからず

2014年12月25日 (木)

年の瀬が近づき、お参りやご挨拶に来寺される方も

増えてきました。「千客万来」そんな言葉が似合うころですね。

静かに寂れた冬の庭に人の往来があると明るい雰囲気に

なるものです。

お墓参りに来られる方も多くなってきました。

多くの方がガンジキや箒などの掃除用具を持って

墓地へ上がられています。家と同じく、お墓も大掃除ですね。

ご先祖さまもきっと喜ばれていることでしょう。

遅らばせながら、今日は事務所も大掃除を。開いた時間で

しますので、すっきりピカピカとまではいきませんが、

少し綺麗になったように思います。年末までに

もう少し励みたいところです。

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2014年12月24日 (水)

蠟梅

クリスマス・イブの今日、薄曇りの一日です。

寒さは少し和らいだのでしょうか。この十二月はどこか

お天気がスッキリせずに雨も多いように感じますね。

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さて、しばらく庭の様子をじっくりと眺めることもなく日々、

過ぎて行っていたのですが、気が付けばロウバイが

花を咲かせていました。裸の枝に丸く膨らんだツボミが

付いている様子などは、なるほど梅によく似ています。

数輪の花からはまだ芳しい香りが漂うこともなく、

うっかりすると見落としてしまいそうです。

その香りの良さから英名では「Winter Sweet」という

キュートな名を持つロウバイの花。真冬の冷たい空気が

甘い香りに包まれる日も近くなってきたようです。

・ ・ 明日のおみくじ  吉

よろずふるき事よからずして

あたらしきことよきかたちなればその心得あるべし

2014年12月23日 (火)

大掃除

今日は朝早くから女性部の方がお寺の大掃除に来て下さいました。

お寺中掃除していただいたおかげで

窓も床もあちこちピカピカです。

これで気持ち良くお正月を迎えることが出来ます。

日本では大掃除は年末にするのが風習ですが、

外国なんかでは暖かくなってきた春に大掃除をする国が多いそうです。

日本での大掃除には、一年分の汚れを落として

新年を新しい気持ちで始められるように

心にも区切りをつけるためといった意味がありますよね。

わざわざこんな寒い時期にしなくても・・・

なんて思うこともありますが、

何とも日本人らしい風習だと思いますし、

家中綺麗になってすっきりした気持ちになっている自分は

やっぱり日本人だななんて実感します。

ちょっぴり億劫な大掃除ですが、

新しい年を気持ちよく迎えられるように

今年もしっかりやりたいものです。

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明日のおみくじ  末吉

商売は何にてもこのむ事をするべし

2014年12月22日 (月)

朔旦冬至

今日は『冬至』ですね。

冬至といえば、やはり「かぼちゃの煮物」と「ゆず湯」。

動物園のカピバラたちがゆず湯に浸かっているほんわかとした

ニュース映像もすっかり恒例となりましたね。

さて、今年の冬至は十九年に一度の『朔旦冬至』と

いわれています。「朔」とは陰暦の月の始めの「ついたち」をさします。

朔日は新月であることから、この新月(旧暦十一月一日)と冬至の

日が重なる日を朔旦冬至といいます。

冬至は一年のなか昼間が一番短くなる日ですね。最も弱まった

太陽の力が復活する日ととらえられ、古代中国ではこの冬至の日を

元旦とし、太陽の復活と共に新しい年を迎えていた程だそうです。

なかでも、この太陽の復活日の「冬至」と月の復活日である「新月」が

重なる朔旦冬至は大変おめでたい日とされ、古くは日本の朝廷においても

儀式が行われていたそうですよ。

はじまりの月と太陽のパワーをいただいて、寒い季節を乗り切りましょう。

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・ ・ 明日のおみくじ  半吉

縁談、邪魔の入らぬうちにととのえてよし




2014年12月20日 (土)

年賀状

冷たい雨が降りましたね。

どんよりとした空に雨まで降られると

気分も落ち込んでしまいそうになります。

和尚さんは朝からお参りが何件か入っており、

毎年恒例ですが「師走」を文字通り表していました。

和尚さんが忙しそうにしていると年末を感じます。

事務所も年末年始の準備でバタバタする中、

試行錯誤しながら2015年の年賀状を作りました。

皆さんは年賀状はもう完成しましたか?

来年はひつじ年です。

そんな来年の年賀状が今年は話題になっています。

皆さんは前のひつじ年、2003年の年賀状の

切手部分がどんな絵柄だったか覚えていますか?

ちなみにこれがそうです。

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可愛い羊がせっせと編み物をしています。

そして話題になった今年の年賀状がこれです。

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あの時ひつじが編んでいたのはマフラーだったんですね。

12年越しに完成させることが出来たようです。

日本郵便には7人のデザイナーさんがいるそうですが、

2003年のデザインをした星野理佳さんが

偶然今回もデザインをすることになったため、

マフラーのを完成させることが出来たんだとか。

ご本人はマフラーを編み上げるという構想はあったそうですが、

次に自分が担当になるかどうかはわからないそうなので

素敵な偶然が起こったということですね。

なんでも星野さん。

もし次に担当になった時の構想もすでにあるそうで、

次は家族を作りたいのだとか。

12年後、ひつじがどうなっているのか楽しみですね。

明日のおみくじ  小吉

旅立ちは出る時に気をつけてよし

2014年12月19日 (金)

明日に延ばさず

執着があれば、それに酔わされて、

ものの姿をよく見ることができない。

執着を離れると、ものの姿をよく知ることができる。

だから、執着を離れた心に、ものはかえって生きてくる。

悲しみがあれば喜びがあり、喜びがあれば悲しみがある。

悲しみも喜びも越え、善も悪も越え、はじめてとらわれがなくなる。

まだこない未来にあこがれて、とりこし苦労をしたり、

過ぎ去った日の影を追って悔いていれば、

刈り取られた葦(あし)のように痩(や)せしぼむ。

過去は追ってはならない、未来は待ってはならない。

ただ現在の一瞬だけを、強く生きねばならない。

今日すべきことは明日に延ばさず、

確かにしていくことこそ、よい一日を生きる道である。

                   「仏教経典」より 仏教伝道協会刊行

さて、今年も残すところ十日あまりとなりました。

十二月に入ってからは「寒い寒い」と思う間に、もうこんな頃?と

思っている方も多いのではないでしょうか?

今日すべきことは明日に延ばさず」の思いで今年いっぱいの

締めくくりと来る年の準備をしたいところですね。

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2014年12月18日 (木)

慶明寺の龍

よく冷えています。年明けのような寒さといいましょうか。

今朝、自宅のあたりは小雪が舞い、このまま積もるのでは

と心配になったほどです。

121802お寺では寒さならではの

びっくりな光景が見られます。

水かけ観音様の龍の水が

凍っているのです。

流れながらに凍った水は

氷柱のようになっており、

迫力ある姿です。

本堂に向かっての風が

強かったせいか、本堂側ばかり

見事に凍っています

さて、龍の手に持つ玉を

如意宝珠といいます。これは

「意のままに様々な願いを叶える宝」という意味を持ち、もともとは神が

持っていたものとされています。お地蔵さまや観音さまもよくお持ちに

なっており、仏や仏の教えの象徴とされます。

121803 観音さまの足元の龍も普段は

手にしていない如意宝珠を

持っているように見えませんか?

氷の宝珠となりますと儚くすぐに

消えてしまうものではありますが、

そこがまた良いなと思いました。


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・ ・ 明日のおみくじ  吉

あわてば何事も仕損じるべし、ゆるゆる事をなせ。待ち人来るべし。


2014年12月17日 (水)

寒風吹きすさぶ

爆弾低気圧の呼び名も納得の大荒れの一日となりました。

風の強さはまさに台風並み。それに増して肌を刺すような

風の冷たさはたまりませんね。

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午後になっても噴水の氷は薄く残ったままです。

その後ろでは、ゴゴーッと不気味なまでの音を立てて木々が

うねっています。抜けるほどの青空の部分、灰色のどんより

とした雲の部分と空が色々な顔を見せます。雲の流れが速いという

ことなのでしょう。余りの寒さと冷たさに早々に屋内へ引き上げました。

体が冷えたのか足先の冷たさが時間が経っても取れず、胃痛まで

起こす始末。冷えは大敵だと改めて思いました。

「この冬は暖冬」というような声も聞きましたが、厳しい冬となっていますね。

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・ ・ 明日のおみくじ

小吉

心の持ちようあしく、所作

よからざれば返ってわるくなる



2014年12月15日 (月)

今朝、信号待ちをしていると木の下で小鳥たちが

朝食を楽しんでいる姿を見かけました。

ナンキンハゼの白い実をスズメをはじめ、シジュウカラや

ジョウビタキが数羽ずつが戯れて木の実をついばむ様子は

とても可愛らしいものでした。

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ウィキペディアより ジョウビタキ

さて、寒くなるとスズメがまん丸く膨らんで枝などにとまっている

様子を見かけることがありますね。羽毛の間に空気を含ませて

暖をとっているのですが、その姿がふっくらとして愛らしいことから

「ふくらすずめ」と呼ばれ、昔から愛でられてきたようです。

着物の帯結びにある「ふくら雀」もこの雀の可愛らしい様子から

名付けられました。まるまるとした雀は豊かさの象徴とされることから

縁起の良い結び方とされ、雅子様、紀子様も結納のお席では

ふくら雀で結ばれていたそうですよ。


・ ・ 明日のおみくじ  末小吉

よろこび事かないがたし

2014年12月14日 (日)

衆議院選挙

今日は衆議院選挙の投開票日です。

前回の選挙は2012年の12月でした。

何も忙しい年末に選挙しなくても・・・

なんて思っていましたが、前回も12月だったんですね。

何年か前にも選挙日についてブログに書いたなと思いだしましたが、

あれから2年たちました。

前回はただ見聞きするだけでしたが

今は自分にも選挙権があるのだと思うと

それまでのように他人事ではなくなるので不思議です。

今朝の午前7時から投票は開始されて

午後8時までに締め切られ即日開票されます。

「どこの政党も似たり寄ったりでこれだ!と支持できる党がない」なんて人は、

「ここだけは嫌だ」という政党以外に投票するなんて考え方もあります。

選挙は「義務」ではなく国民の「権利」です。

寒くて億劫になる気持ちもあるとは思いますが

出来るだけ投票には行きたいですね。

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明日のおみくじ  吉

買いもの買いとりてよし、うりもの急ぐべからず

2014年12月13日 (土)

正月事始め

相変わらずの寒さです。

なんでも週末にかけて雪が降るらしいですね。

神戸でも15~20センチくらい積もるそうです。

身も凍るような寒さも「雪」と聞くとほんの少し気分が上がります。

まだ誰も歩いていない雪道に

ザクザク足跡をつけて歩くのが今から楽しみです。

さて、今日は正月事始めの日です。

年神様を迎える準備を始める日で、

昔はこの日に門松やお雑煮を焚くための薪など、

お正月に必要な木を山へ取りに行きました。

なんでも、江戸時代中期まで使われていた宣明暦では、

旧暦の12月13日の二十八宿は必ず「鬼」になっており、

鬼の日は婚礼以外は全てのことに吉とされているので、

正月の年神様を迎えるのに良いとしてこの日が選ばれたんだとか。

その後、暦が変わって日付と二十八宿とは一致しなくなりましたが、

日付だけはそのまま変わらず、今も12月13日が正月事始めの日です。

お寺でも少しずつですが着々とお正月に向けて準備が始まっています。

年末のご挨拶に来て下さる方も多くなり、

年の瀬が近づいていることを肌で感じるようになってきました。

今年も残りわずかですが、終わりよければすべて良し!ということで

残りの2014年を充実した日々にしたいですね。

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明日のおみくじ  小吉

耺は何にても心にまかすべし

2014年12月12日 (金)

ノーベル平和賞

雲間からさす薄い光が寒々しくも美しく見えます。

ノーベル賞の授賞式が行われ、その様子がテレビで放映されました

最年少で平和賞を受賞されたマララ・ユサフザイさんのスピーチには

心を打たれた方が多かったのではないでしょうか。

十七歳といえば、まだ高校生の年齢です。その若さからの

素直な疑問や言葉は直球で力強さがありますが、それでも

十七歳の少女です。子どもたちが命を懸けてまで、学びたいと願い、

教育の大切さを訴えなければならない。そのことに心を痛めた

人もきっと多いことでしょう。

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・ ・ 明日のおみくじ  吉

今は苦労ありとも後よし 心だてまじめに辛抱強くあるべし

2014年12月11日 (木)

冬の雨

今朝の雨は思いのほか暖かいように感じましたね。

日中はそれほど気温が上がらず、寒く感じられます。

さて、人は物事を対立的に捉えがちです。

好きか嫌いか、良いか悪いかと何かと比べがちですね。

他人と自分を比べては、優越感を持ったり、劣等感に苛まれたり、

嫉妬心が生まれることもあります。こんなことをいう人がいました。

友人の家の内情を聞いては「あの子の家よりうちはマシ。

そう思って毎日を暮している。」と。本来幸せは人と比べる

ものではなく、自分の内から感じるもののはずです。

比べることにより得るものは、いくらかの心の負担を

伴っているといえるでしょう。

禅に「莫妄想 まくもうぞう」という言葉があります。

妄想すること莫れと読めます。わたしたちがよく持つ対立的に

捉える心、勝敗や是非、損得など相対する心がすでに妄想と

だというのです。妄想に捉われることなく自身と向き合って

一途に自由に生きることで本来の姿が見えてくるのでは

ないでしょうか。

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蝋梅のつぼみ

・ ・ 明日のおみくじ  大吉

自ら進みてなす事も成就すべし

2014年12月10日 (水)

水仙の香り

師走に入り十日、お寺の事務所も

にわかに忙しくなってきました。あれもこれもしなくてはと

気持ちばかりが先走り、ミスをしては本末転倒と気をつけては

いるのですが、あれ?っと思うこともあります。

そのようなときに目に優しく、気持ちがほっとするのは、

お花でしょうか。玄関には週替わりでお花が活けられています。

今日は土佐水木、水仙、ピラカンサなどが活けられており、

そばによると水仙の甘い良い香りがします。

疲れた体にチョコレートがいいように、疲れた頭に

水仙の甘ったるいほどのこの香りはよく効きます。

水仙の香りも他の花と同様に種類によって異なる香りを持ちます。

水仙郷などに群生している日本水仙はジャスミンやヒヤシンスに似た

香りとされ、鎮静効果があるとされているそうですよ。気持ちがほっと

するのはその効果なのでしょうね。

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真中の小さき黄色の杯に甘き香もれる水仙の花    木下利玄

・ ・ 明日のおみくじ  吉

この時はずさず勉めはげむべし

2014年12月 9日 (火)

時にあらず

日中の寒さが少し和らぎましたね。

すっかり冬の様子を迎えた庭には水かけ観音様の落ちる水音が

よく響きます。ガラスに当たる水音は寒いほうが良い音に聴こえる

気がするのは気のせいでしょうか。

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季節をこえてサツキが数輪の花を咲かせています。

高いところなのでそのすべてを捉えることが出来なかったのですが、

サツキと伝わりますでしょうか?季節を外れて咲く花を

よく「狂い咲き」といいますね。「狂い」なんてなんだか

花に申し訳ないような気もします。この現象は

「不時現象」と呼ばれ、気象が生物に与える影響を調べるため、

気象庁でも観測されているそうです。近年の異常気象が

影響しているとなると珍しいと喜んでばかりも

いられませんものね。

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忘れ紅葉

・ ・ 明日のおみくじ  半吉

家内よく和合し神仏を信じてよし


2014年12月 7日 (日)

クリスマスツリーの日

今日も寒いですね。

今年は暖冬らしいですが、それでもやっぱり冷たい風は身に堪えます。

先週の天気予報で週末からさらに冷え込むと言われていましたが、

まさにそれを痛感している最中です。

インフルエンザも流行っているそうなので

手洗いうがいなど基本の予防からしっかり行いたいですね。

さて、今日は「クリスマスツリーの日」です。

1886年(明治19年)の今日、横浜・明治屋に

日本初のクリスマスツリーが飾られたことから

12月7日はクリスマスツリーの日となりました。

クリスマスにまつわる行事そのものは

明治維新以前から行われていたそうですが、

クリスマスツリーが飾られたのはその日が初めてだったとか。

今では当たり前!季節の風物詩!ともいえるクリスマスツリーも

「初めて」なんて時があったんですね。

最近のツリーはLED電球で飾られていたりと

キラキラして綺麗なものが多いです。

クリスマスツリーを見るとそれだけで

子供の頃と同じようにわくわくしてしまいます。

128年前、初めてクリスマスツリーを見た人たちも

今の私たちと同じようにわくわくしたのかもしれませんね。

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明日のおみくじ  吉

買物はよし、十分買うべし

2014年12月 6日 (土)

和して同せず

”君子は和すれども同せず。小人は同ずれども和せず”

論語のなかに出てくる孔子の有名な文言です。

「君子は争いは出来るだけ避けようとするが、

賛同できないことについては自分の意見を曲げない。

小人は賛同はするが、それは真に共感しているわけではなく

表面的なものでしかない」というような意味になります。

みなさんはこの言葉を聞いて思い当たることがありませんか?

私は初めて聞いたときドキッとしました。

日本人は場の空気や、周りがどう思うかということにとても敏感です。

以前は「KY」なんて言葉もはやり、

自分の意見を通す事よりも

周囲に同調することのほうが大切だという考えが

一般的になっているように思います。

しかし、日本人特有のそういった在り方は

孔子のいう「小人」になってしまうのでしょう。

” 和すれども同せず ”

実際にそうあることは言葉で聞くよりもずっと難しいですね。

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すっかり紅葉も終わりです。

明日のおみくじ 吉

失物出づべし

2014年12月 5日 (金)

臘八大接心

さて、十二月もはや五日。この時期、禅宗の僧堂では

一年のなかでも一番大切な修行が行われています。

今から約二五〇〇年前の十二月八日、明けの明星を見て

お釈迦様はお悟りを開かれました。菩提樹の下に

七日間の坐禅の後、お悟りを開かれたということにちなんで

僧堂では十二月一日から八日の早朝に至るまで

「臘八大接心 ろうはつおおぜっしん」という坐禅修行が

行われるのです。この坐禅修行の期間は横になって

眠ることさえ禁じられ、不眠不休で行われるとても厳しい

修行であります。不眠不休ではありますが、厳しい修行に

耐えられる体力はもちろん必要ですから、お食事はきちんと

とることになっています。その厳しさから「雲水殺しの大接心」と

呼ばれることもあるそうです。

今年の臘八大接心は、十二月に入ってすぐのこの寒波です。

例年に増して厳しいものとなっていることでしょう。

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・ ・ 明日のおみくじ  大吉

今たとえ運悪きことあるも、宝が繁みに隠されたるが如く

時をえて立身出世すべし

2014年12月 4日 (木)

はやぶさ宇宙へ

近頃、お天気は日替わりメニューのように変わりますが、

そのようななか、二度の打ち上げ延期を乗り越えて昨日、

小惑星探査機はやぶさ2号が宇宙へ旅立ちましたね。

「はやぶさ」人気のおかげでパブリックビューイングも行われ、

盛り上がりを見せました。「はやぶさ」は生き物ではないのですが、

まるで命あるもののように親しみを覚え、その旅立ちと安全を

祈った方も多かったのではないでしょうか。

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写真:JAXA

「星の王子様に会いに行こう」という夢のあるキャンペーンが

あったことをご存知ですか?これは探査機に名前やメッセージを

載せて目標の小惑星に届けるというキャンペーンです。

秘かに「はやぶさ初号機」の際にも行われ、世界中から

応募があった八十八万人の名前を載せて小惑星「イトカワ」に

残してきているのです。この度はきっとそれ以上の人々の

メッセージを載せて旅立ったことでしょう。宇宙にはなかなか

行けるものではないですが、この空の彼方に名前だけが

旅してることがなんだか不思議な気分ですね。

・ ・ 明日のおみくじ  吉

待ち人来るともおそし、こちらよりゆきて利あり

2014年12月 3日 (水)

上善水の如し

上善水の如し

水はよく万物を利して争わず 衆人の恵む所に処る

〝最高の善は水のようなものである。万物に利益をあたえながらも、

 他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置くという

 水の性質を、最高の善のたとえとしたことば。       goo辞書

中国の書物『老子』に書かれた言葉です。もともと有名な言葉

でありますが、お酒の銘柄にもあるようですので、ご存知の方も

多いのではないでしょうか。

水を最高の善と例え、「水のように生きよ」と説いています。

「水のように」とは自由自在に姿、形を変える水のような

柔軟な考え持ち、他と争わず、仁愛の心を持ちながら、

謙虚であり、時の流れに逆らわず人生を送ること。

理想といえば最大の理想でありますね。

ただ水もたゆたうと流れているようでありながら、秘めた力は

計り知れないものがあります。年月をかけて堅い岩を侵食して

いくこともあれば、時に大きな災害としてその力の強さを

見せつけることもあります。

「上善水の如し」理解するにはまだまだ奥の深い言葉です。






2014年12月 2日 (火)

冬将軍到来

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師走と共にやってきたのは冬将軍です。

強く冷たい風が身にしみますね。

寒波がやってくるとよく聞くのが「冬将軍」という言葉ですね。

冬将軍はシベリアから南下してくる強い寒気団のことをさし、

その寒気によってもたらされる厳しい冬の様子を表した言葉です。

語源はロシアにあり、ロシアへの侵略を考えた諸外国の軍事攻撃は

ロシアの厳しい冬の気候によって幾度となく失敗してきた過去があります。

そこから「冬将軍」という名が生まれたといわれています。ロシアは冬の

厳しい気候を利用して領土を守ってきた歴史があるのです。

ただ例外もあり、13世紀のモンゴル帝国からの侵略は冬の戦いで

あったにもかかわらず、主要都市が占拠された過去があります。

モンゴルの冬季はロシアより極寒になることからモンゴル人の

寒さに対する力が勝ったという理由もあるようですよ。

ともあれ日本上空に乗り出してきた冬将軍はしばらく

占拠しそうな勢いです。先週までが暖かだったせいもあり

なかなか身に堪える寒波となりそうですね。

・ ・ 明日のおみくじ  半吉

望ごと成就せんとして未だうけ入らけず、末は大きに仕合せよし





2014年12月 1日 (月)

荒れました

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朝の強い雨といい、午後からの風といい、

今日のお天気は荒れ模様ですね。週末にはとても

美しかった紅葉も見る影もなく散り落ちて、寒々とした風景です。

寒くなるとも言っていますし、一気に季節が進むようですね。

ざわざわと木々が揺れる様子などは、まるで台風のようで、

寺の事務所からは墓地への参道にある白い山茶花の木が

よく見えるのですが、強風にあおられて花びらが雪のように

舞い散っています。冬が来るのだと感じます。

今日から師走。カレンダーをめくったとき、いよいよ
ラスト一枚

なんだなと思いました。今年一年の仕上げのときですね。


いそがしく時計の動く師走哉  正岡子規

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・ ・ 明日のおみくじ

末吉

心静かに時節を待たば

ついに幸来る

 

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